被相続人が不動産を持っていたかどうかは調べることはできますか?

被相続人が不動産を所有していたか否かについては、まず、名寄帳(固定資産課税台帳・土地家屋課税台帳ともいいます。)によって調査することができます。

名寄張は市区町村単位で被相続人が所有していた不動産の一覧表で、判明していない不動産が発見される場合があります。

名寄張の証明書は、不動産所在地の市区町村役場(東京23区の場合には都税事務所)で入手することができます。

名寄張の証明書の取得に必要な書類は、当該役場に電話で確認したほうがよいでしょう。

その他被相続人の所有していた不動産があるか調査する資料としては、不動産の登記事項証明書や公図があります。

登記事項証明書や公図は法務局で取得することができます。

なお、登記事項の乙区の共同担保目録から新たな不動産が発見される場合があります。

その他不動産の固定資産税の納付通知書によっても不動産があることが判明することもあります。

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